外壁塗装工事で思わぬトラブルに!よくあるトラブルと予防策

 

外壁塗装工事では、集合住宅や戸建住宅を問わず、施工前から施工後まで様々なトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。実際にトラブルが起こらぬよう事前に対策をしておくことが大切です。よくあるトラブルとその予防策を紹介します。

 

  1. 色の違い

最も多いトラブルの一つが、仕上がりの色が希望していた色と違うことです。この問題を避けるためには、色見本だけでなく実際に塗ったサンプルを確認することが重要です。艶の度合でも見え方が変わる為、ビジュアルで分かるツールを使い、施主と業者とのイメージをしっかり共有し、事前にしっかりチェックしましょう。

 

  1. 手抜き工事

手抜き工事によるトラブルも少なくありません。例えば、塗装のムラや剥がれが発生することがあります。これを防ぐためには、塗装回数(下塗り1回、上塗り2回)や下地処理の工程(高圧洗浄、ひび割れ補修、ケレン作業)を確認し、工事が適切に行われているのかご自身の目で確認することも必要です。

 

  1. 追加費用の請求

工事中や工事後に見積もりに含まれていない追加費用が発生することがあります。これを防ぐためには、見積もり段階で追加費用の可能性について確認し、現地調査に立ち会って外壁の状態を自身で確認することが重要です。

 

  1. 近隣トラブル

外壁塗装工事による騒音や塗料の飛沫、臭いなどが近隣トラブルの原因となることがあります。これを防ぐためには、工事開始前に近隣への挨拶回りを行い、騒音や臭いが発生する可能性を伝えておくことが有効です。また、塗料選びの際に臭いが少ないタイプを選ぶことや、近隣住宅の養生をしっかり行うことも重要です。工事前のご近所への「工事挨拶」を行っている業者なのか事前確認をしてみましょう。

 

■業者選びのポイント

信頼できる業者を選ぶことは、トラブルを避けるための最善策です。

以下のポイントを確認しましょう:

□親身になって相談に乗ってくれるか

□資格を保有しているか

□実績を確認できるか

□保証があるか

□複数の業者から見積もりを取る

 

お店選びの段階で、見積りの業者としっかりと話し合い、事前に施工内容やアフターメンテナンスの詳細を確認することが大切です。

これらのポイントを踏まえて業者を選定することで、外壁塗装工事のトラブルを防ぎ、希望通りの仕上がりを実現することができます。