「冬支度」外壁の雪害や防水について知ろう

北海道の住宅では冬時期の厳しい環境の下にさらされており、

雪が激しく降る地域では特に注意が必要となります。

雪による劣化が起こりやすく、雪害に大きく悩まされることもあると思います。

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[雪害による被害例]

▲雪の滑りが悪くなり倒壊

▲塗膜が剝れ、外壁の下の素材がむき出しになる

▲外壁に大きく穴が空く

▲外壁がもろくなり、洗浄中に崩れる

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「今年の冬こそは、外壁を雪害から守りたい」対策についてご紹介します。

[その1 ]無落雪屋根(スノーダクト)のダクト清掃

雪が積もる前に行う事!

落ち葉や塵埃等が蓄積され、詰まりや故障のトラブルの原因となります。

雪が降り積もる前の処置であれば屋根の清掃も容易に可能ですが、雪が積もってしまった場合や溶けた雪が凍結したりすると作業が難航し費用も増大します。

[その2 ]外壁が雪に埋もれていたら雪をどかす

外壁の雪害を防ぐためには、できるだけ外壁を雪に接触させ続けないようにすることが有効です。

そのため、外壁周りに雪が積もっていたら出来るだけこまめにどかすようにしましょう。

定期な塗替えは大切な住宅を守る必要なメンテナンスですが、出来るだけコストは押さえたいものですよね。

これからの冬の対処により次回の塗装までの期間を長く持たせたいものです。

外壁を雪害負担から守る効果的な方法に防水がありますが

サイディングボードの外壁材やシーリング目地などは厚みの部分から徐々に水分が入り込み、

冬期に「凍結⇔融解」を繰り返し、ボードを傷ませてしまい、いわゆる凍害と同じ状況になります。

この様な状態を見過ごさない為にも、10年位を目安として建物全体を点検する事をお勧め致します。

塗装をすることで防水性を高め、雪害から建物を保護するといった役割も有るのです。